CT検査

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What’s CT?

CT(コンピュータ断層撮影) 検査とは?

CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略で、体の輪切り画像をコンピュータによって再構成する装置を指します。近年の技術進歩により、短い撮影時間で全身の撮影が可能で、0.625mmの間隔で断層画像を作成できるため、レントゲンでは確認しづらい、ごく小さい病変も見つけること可能です。造影剤を使用することにより、腫瘍などの病変部位がわかりやすくなり、より安全な手術計画を立てることにもつながります。
CTの導入により、動物医療においてもガン治療や整形外科、神経外科などの難しい診断や治療の支援も可能となりました。

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CT検査の適応となるケース

  • 腫瘍(ガン)の病状把握(ステージング、浸潤・転移等の確認、術前評価、手術支援)
  • 中耳炎、肺炎などの炎症性疾患
  • その他、椎間板ヘルニア、神経整形外科疾患、血管異常(門脈シャント)
頭部 腫瘍(ガン)、鼻腔の異常、歯の異常・歯科疾患、内耳炎・中耳炎、脳疾患(水頭症) など
脊椎・脊髄 腫瘍(ガン)、椎間板ヘルニア など
胸部 腫瘍(ガン)、肺疾患 など
腹部 腫瘍(ガン)、門脈シャント、結石、消化管内異物、腸閉塞、捻転 など

CT検査が有効な病気の紹介

椎間板ヘルニア

椎体(背骨)と椎体の間にはクッションの役割をしている椎間板があります。
椎間板はその中心部に髄核というゼリー状の構造があり、その周囲を線維輪に取り囲まれています。椎間板は、ゼリー状の髄核により、脊椎にかかる衝撃を吸収する働きを持っています。この椎間板が飛び出し、脊髄を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。